「フラニーとズーイ」

サリンジャー 著

村上春樹 訳

新潮文庫 本体 630円(税別)

を、読みました。
読み終えたのは少し前だったんですが、本当に名作で、感動が深くて、読み終えてすぐにまた最初から読み始め、結局、二度続けて読んでしまいました。
同じ本を二度続けて読んだのは十代の頃以来で、本当に久し振りです。

これほどの名作を今まで読んでいなかったことが悔やまれますが、村上春樹さんの新訳が出てから出会えましたので、結果的にはとても幸運だったと思います。
内容に触れるわけにいきませんので、帯と裏表紙の紹介文を転載させていただきます。


【帯の紹介文】

「まったくなあ」とズーイは言った。「世の中には素敵なことがちゃんとあるんだ。紛れもなく素敵なことがね。なのに僕らはみんな愚かにも、どんどん脇道に逸れていく。そしていつもいつも、まわりで起こるすべてのものごとを僕らのくだらないちっぽけなエゴに引き寄せちまうんだ」 (本文より)

グラス家の物語(サーガ)を通してサリンジャーは、深い闇の奥にある優しく傷つきやすい魂たちを、どこまでも追い求める。世代を超えて読み継がれる〈永遠の小説〉。


【裏表紙の紹介文】

名門の大学に通うグラス家の美しい末娘フラニーと俳優で五歳年上の兄ズーイ。物語は登場人物たちの都会的な会話に溢れ、深い隠喩に満ちている。エゴだらけの世界に欺瞞を覚え、小さな宗教書に魂の救済を求めるフラニー。ズーイは才気とユーモアに富む渾身の言葉で自分の殻に閉じこもる妹を救い出す。ナイーブで優しい魂を持ったサリンジャー文学の傑作。――村上春樹による新訳!





最初、読み終えた瞬間に全身に鳥肌が立ちました。
キリスト教や仏教、人間愛の真髄が描かれています。
マザー・テレサが読まれたら(読まれたかも知れませんが…)喜ばれたと思います。
超オススメです。


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