キャッツアイと言うのは表面に猫の目のような縦一条の光の帯があらわれる宝石全般のことで、通常はクリソベリルという宝石のキャッツアイ「クリソベリル・キャッツアイ」をさします。
「クリソベリル・キャッツアイ」は硬度が8.5とルビー、サファイアについで高く、繊細な見た目の割りに丈夫で使いやすい宝石です。
一般に、ハニー・カラーと呼ばれる蜂蜜色か、アップル・グリーンと呼ばれる緑色で、光の帯が強く明るくはっきりしているものほど高価で、どちらの色も、色のうすいものや、ムラがあるもの、光の筋が細いものや弱いもの、ぼやけたものは価値がさがります。

キャッツアイが猫の目のように光る原因は、石の内部に平行して並んでいる無数の針状のインクルージョン(内包物)に光が当たって、その光がインクルージョンの中を通って、丸くカットされた石の上部に集まることによります。
また、この光の帯が出る効果をシャトーヤンシー(chatoyancy)・変彩効果と言いますが、フランス語で「きらびやかな輝き」と言う意味のシャトワヤンス(chatoyance)から来ていると言うのが定説です。このほかに、フランス語で猫を表すシャット(chat)から来ているとする説もありますが…。

珍しいところでは
クリソベリルの仲間で、白熱灯の下と蛍光灯の下で色が変わるアレキサンドライトと言う宝石がありますが、ごく稀に両方の特性を持つ「アレキサンドライト・キャッツアイ」と呼ばれる石があり、非常に高価です。
ちなみに、キャッツアイ効果の出る宝石はクリソベリルだけではなく、トルマリンやエメラルド、ヒスイ、各種のクォーツ(タイガーアイなど)そのほかにもたくさんあります。

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キャッツアイ 5.51ct  ダイヤモンド 1.50ct


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