ダイヤモンドやルビーなど、透明度の高い宝石類は水に濡れると輝きが落ちて光らなくなります。

例えば、ダイヤモンドの指輪を買われたとして…
透明度の高いVVSクラスやVSクラス、無色透明のDカラーや、
それにつぐEカラーやFカラーなどの高品質の石を買っても、その指輪をはめたまま手を洗うなどして2~3回水に漬ければ、
ダイヤモンドの輝きはにごった不透明な最低クラスの品質のものと変わらなくなります。

理由は、ダイヤモンドの裏側に付いた水滴が乾いて白濁(ハクダク)するからで、
例えば、ガラスのコップを洗ったあとで水滴を拭き取らずに放っておくと、乾いた水滴のあとが白くにごるのと同じです。
宝石の裏側に付いた水滴が乾いてはにごり乾いてはにごりを繰り返して、まったく光らなくなります。

置き忘れたりする危険もありますので、出先で手を洗う時などは指輪をはずすのは無理な場合もありますが
、宝石の透明度を保つという点でも、指輪やペンダントなどの枠を長持ちさせるという点でも、
お家の中では「必ずここ」と、言うような置き場所を決めて、はずす習慣をつけられた方が良いと思います。

ただし、使わなくても、宝石箱に入れて置いているだけでも、少しずつ汚れていきます。
ですので貴金属宝石類はいつでもクリーニングさせていただきますので、お気軽にご来店下さい。

☆.。..*・°★.。..*・°