いぬ
                  六歳 つかだ けんじ

ぼくはいぬがだいすきです
ぼくはいぬを
そとにでやしてあげます
ぼくはいぬと
あそんでやりました
ぼくはしとりぼち
ぼくのいぬがきました
いぬとぼくとあそびました
ぼくのいぬがきてよかったね

いぬとぼくと
うちであそびました
いぬとぼくと
てれびをみました

いぬとぼくがさぶいから
こたつをしました
いぬとぼくといっしょに
こたつのなかにはいりました




 けいろうの日
                  七歳 すみだ はるひこ

ぼくはちかくに
おじいちゃんや
おばあちゃんがいないので
となりのとしよりのいぬに
ちくわをやることにしました
ペッチはちくわをひとくちで
のみこんでしまった
ペッチはけいろうの日がわかったかな



かれらの中にあっては、もともといのちというものは、それがどんな小さないのちであっても対等なものとしてとらえ、友愛の時間というものを、またたくまに成立させてしまう特技を持っているのだ。
犬や猫にも、蝶や小鳥にも、風や雪にも、あらゆる自然物と対話することが可能なのだ。


『わたしの出会った子どもたち』

灰谷 健次郎 著

新潮文庫 (抜粋)

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高さ 30㎝ぐらいのゴジラの貯金箱です。




この本には、こんなふうな詩のほかに、楽しい話も、悲しい話も、暖かい話も、たくさん出て来ます。
灰谷さんの著書は上記の『わたしの出会った子どもたち』のほかにも、『兎の眼』 『太陽の子』 『少女の器』 等々、多数あり、どれも名作ばかります。

追伸
宝石のお話とおまけ話と2本立てだと長くて読みづらいとのご意見をいただきまして、前回から、どちらかひとつにすることにしました。
よろしくお願い致します。

☆.。*:・°★.。*:・°(千羽)