前回はリトアニア産の加圧加熱処理された緑色のコハク、グリーン・アンバーを紹介させていただきましたが

今回は天然のグリーン・アンバーです。

緑色といっても、普通のコハク色に比べればということで、見た感じはいわゆるコハク色と緑色の中間のような色合いで、落ち着きのあるアンティークな感じの色調です。


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K18/K14 天然グリーン・アンバー ネックレス 45cm
       コハク、オニキス、ペリドット、グリーン虎目石、ダイヤモンド

中央の大きなドロップ型のグリーン・アンバーもそのほかのものも素材はすべて天然です。


グリーン・アンバーにはドミニカ共和国産などで、濃い緑色の鮮やかなものもありますが、たいへん高価で、色調もどぎつく、コハクと言うよりは、どちらかと言うとファイアー・アゲートなどのメノウの種類に似ています。

やさしいおもむきと上品さでは、こちらの方がまさっていると思います。

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《おまけ》

最近、読んだ本です。

「フランス田園伝説集」

 ジョルジュ・サンド 著
 篠田 知和其 訳
 岩波書店  岩波文庫  560円

フランス中部地方に伝わる、いろいろな妖精たちの話や、恐いのも恐くないのも含めて、これもいろいろな妖怪・幽霊・動物霊の話など、日本とはまた違う奇想天外な民間伝承がたくさん紹介されていて、民俗学の資料としても素晴らしい作品です。
内容は、本当に素朴で、おおらかで、楽しくて、美しくて、読んでいて飽きませんでした。
表紙と訳者あとがきにも書かれていますが、フランス版の「遠野物語」のような感じでした。


☆.。*:・°★.。*:・°(千羽)