宝石用ルーペの使い方
- wada537
- 2022年12月12日
- 読了時間: 1分
更新日:4 日前
私たち宝石に携わる者は通常10倍のルーペ(拡大鏡)を使います。
20倍や30倍のものもありますが焦点距離が極端に短くなるため、ピント合わせが難しく10倍に比べると目が疲れます。
また、倍率が高いものほどレンズの直径が小さくなるため、対象物の宝石の全体像が見れないことがあり不便です。
複数持つのならともかく、一つだけなら10倍のものがおすすめです。
ちなみにダイアモンドの鑑定書のクラリティ(内包物・キズ)のグレードも10倍のルーペで見たとしての評価です。
そのほか、ルーペを選ぶときに大切なことが二つあります。
一つは、ルーペで対象物を見た時に像に歪みが無いこと。
少しでも歪みがあると(直線がまっすぐに見えないと)カットの評価が正しく出来ません。
あと一つは、レンズが完全に無色透明であること。
ほとんどわからないほどの、ほんのわずかな黄ばみでもあれば、ダイアモンドのカラー鑑定は出来なくなります。
以上のことから、一般的にレンズはトリプレットという3枚のレンズを張り合わせて1枚にしたもので品質の良いものが画像の歪みが無く無色でカットや色を見るのに優れています。
2枚のレンズを張り合わせたダブレットや1枚レンズのものよりも高価ですが、それだけの価値はあります。








